お台場に水陸両用バスがさらに参入 外国客取り込め!

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お台場に水陸両用バスがさらに参入 外国客取り込め!

湾岸エリアの東京観光にまた一つ選択肢が加わりました。東京・港区台場で、新たな「水陸両用バス」の運行が始まりました。キーワードは「インバウンド」=訪日外国人観光客の取り込みです。

 富士急ハイランドなどを運営する富士急行が手掛ける水陸両用バス「TOKYO NO KABA」は全長が11.9メートルで、定員は38人です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて増加する訪日外国人旅行者の獲得を狙い、新たに誕生しました。

 コースはアクアシティお台場を出発してお台場の街を1周した後、東京湾に入ってレインボーブリッジをくぐるというものです。車高が3.78メートルと高く、いつもと違った視点でお台場を見ることができるのも魅力の一つです。

 「インバウンド」対応に重きを置いて、車内ではいろいろな言語に対応した音声ガイダンスが無料で借りられます。音声ガイダンスには英語や中国語など5カ国語の観光案内が収録されています。

 走ること15分で、見せ場が訪れます。カウントダウンと共に水しぶきを上げてお台場の海に入ると、バスは船に“変形”し、東京湾を回遊します。少し進むと目の前には東京レインボーブリッジが見えてきます。レインボーブリッジの真下をくぐれば、普段なかなか見られない迫力のある角度から眺めることができます。再び陸を走ると、およそ45分のツアーは終了です。

 お台場にはすでに2台の水陸両用バスが走っていて、TOKYO NO KABAは第三の勢力として激戦区に参入しました。運行する富士急行グループのフジエクスプレス・重原万季さんは「東京オリンピック、パラリンピックに向けて、他の会社も一緒になってお台場を盛り上げていきたい。他の会社に負けないような魅力的な乗り物にしていきたい」と話します。

 湾岸エリアの魅力をぎゅっと詰め込んだ濃密な観光を楽しむことができるドライブとクルージングの料金は大人3500円、子ども1700円で、年間6万人の利用を目指すということです。