20180313山口・サビエル聖堂でパイプオルガン調律

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20180313山口・サビエル聖堂でパイプオルガン調律

山口市のサビエル記念聖堂で、3年に一度のパイプオルガンの調律が始まりました。山口市のサビエル記念聖堂には、市民から長年親しまれているパイプオルガンがあります。調律は、音色を美しく保つために3年に一度、行われています。組み立てから音の調整まで行う、オルガンビルダーの中井郁夫さんです。宇部市出身で、20代のころにドイツで修業した、職人歴40年以上のベテランです。1991年9月、旧サビエル記念聖堂は原因不明の火災で焼失しました。中井さんは、「ニュースで燃えているのを見て、悲しい気持ちだった」と振り返ります。7年後、世界中から支援の手が差し伸べられ、今の聖堂が再建されました。パイプオルガンも、ドイツから部品を取り寄せ、新たに組み立てられました。長年の仕事仲間、ペーテライト・ヨークさんが音を出し、中井さんは耳を頼りに音の高さを調節します。中井さんは「(音を)聞いて、感動してもらったり、心を納めてもらったりして、それを、あすへの活力にしてほしい」と話しました。1933本ものパイプに中井さんたちの思いが吹き込まれていました。調律作業はあさってまで行われます。
https://tysnewstime.jimdo.com/2018/03/13/20180313/