ICTで地方創生 県庁でセミナー

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ICTで地方創生 県庁でセミナー

社会課題に対して情報通信技術(ICT)を活用した解決を促す「地方創生セミナー~ICTを活用した茨城の未来~」が5日、水戸市笠原町の県庁で開かれ、自治体や関係団体の職員など約350人が参加し、事例紹介を通して理解を深めた。日本フェンシング協会の太田雄貴会長などが講師となり、先端技術を使った取り組みを紹介した。県とNTTドコモ、茨城新聞社が主催。
 太田会長は同協会の観客呼び込みに向けた取り組みを紹介。観客が集まりにくい要因となっていたルールの複雑性や素早さなどを踏まえ、PR映像や試合会場づくりを行ってきたが、「まずは課題を確実に抽出するべき」と強調。その上で相性の良い技術を活用すべきとした。2020年東京五輪を控え、千葉県内の小中学校を訪問して競技を応援する楽しさを伝えており、「テクノロジーは魔法ではない。足を運ぶことも重要だ」と力を込めた。
 このほか、茨城大学大学院理工学研究科の鈴木智也教授などが講演した。会場では高速大容量でデータのやりとりが可能な第5世代(5G)移動通信システムが体験できるバスを屋外に展示。来場者は観光やスポーツ観戦など5Gの世界を体験した。NTTドコモの先端技術を社員が紹介するブースも設けた。
 大井川和彦知事は「大幅な人口減少社会を迎える中、新しい技術の取り入れに臆病になってはいけない。積極的に知識を広げてほしい」と呼び掛けた。

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