「地方創生」の先をつくる。—地方アクションを通じて考える「地方創生」の先にある未来の地方の姿—

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「地方創生」の先をつくる。—地方アクションを通じて考える「地方創生」の先にある未来の地方の姿—

フロンティアTF 2015年度連続シンポジウムシリーズ「『  』の先をつくる」 第2回
「地方創生」の先をつくる。—地方アクションを通じて考える「地方創生」の先にある未来の地方の姿—
2015/11/15

【開催にあたって】
みなさんは必要以上にとりあげられる「地方創生」「地域活性化」という言葉に違和感を感じたことはないでしょうか?日本列島改造論、ふるさと創生、地方交付金、時代を変え言葉を変え、さまざまな改革法案がつくられ、「地方」というワードは繰り返しメディアにとりあげられてきました。そして今新しく、地方創生戦略がつくられ地方創生、地域活性化、まちづくり、地域づくり、と「地方、地域」というワードを耳にしない日はありません。少なからず首都圏でもほっとけないキーワードではないでしょうか?

「地方」に関連したイベントやセミナー、地域に特化したwebメディア、地方案件に身を乗り出すデザイナーや建築家、起業家やコンサルタント。そして地方活性化に興味があるんですという多くの若者。地縁で活動する人もいれば移住者としてまったく知らない地で活動する人もいます。東京と地方の2拠点で活動をする人もいれば、田舎というキーワードでいくつものまちを手がける人もいます。さまざまなアクションが行われる反面、必要以上に取り上げられる「地方創生、地域活性化」という言葉に違和感や、一過性なんじゃないかという危機感を感じることも少なくありません。はたして地方創生後の地方の未来ってどうなっているのでしょうか?僕たちはどんな地方をつくっていくことが正解なのでしょうか?

今回、西粟倉・森の学校の代表を努め、丸太製材から材木製品の企画開発・販売までを行い、新しい森と暮らしをつなげる流通システムを構築する井上達哉さん。土佐山アカデミーや過疎地特化型・起業家養成プログラム「EDGE CAMP」など、地方に人が巡る仕組みづくりを軸に、地域や自治体のプロデュース行う林篤志さん。立場も環境も仕掛けるアクションもまったく違うお二人をゲストに迎え未来の田舎のありかたや可能性、これからの地方と都市の関係、地方創生後の地方の姿、などなどいい面だけでなく悪い面も含めてかなり突っ込んだお話をお聞きしながら、「地方創生」の先を議論してみたいとおもいます。

【モデレーター】
古田琢也(株式会社トリクミ 代表取締役 / アートディレクター)
1987年鳥取県生まれ。鳥取と東京の2拠点で活動するアートディレクター/クリエイティブディレクター。広告制作会社を経て、2013年より独立。独立後、株式会社ツクルバのパートナーとして、ツクルバのアートディレクターもつとめる。2014年には、地元鳥取の仲間と800人程度の町に地域の人々が集まる地産地消飲食店「地域のだいどころ HOME8823」をOPENさせる。2015年には「株式会社トリクミ」を設立。まちづくりクリエイティブカンパニーとして多岐にわたり活動中。

【ゲスト】
井上達哉(㈱西粟倉・森の学校 代表取締役社長 広島県福山市出身)
愛媛大学農学部卒業。在学中、森林生態学を専攻しインドネシアへ渡り在来種の植樹研究に従事。卒業後はリサイクル会社へ就職。09年に西粟倉村へ移住。㈱西粟倉・森の学校の立ち上げに参画し、間伐材加工工場の立ち上げを行う。丸太製材から材木製品の企画開発・販売までを行い、森と暮らしをつなげる一貫したSPA(製造小売)の流通システムを構築し、15年に代表取締役社長に就任。つくる人のための国産材専門Webサービス「みんなの材木屋」を運営する。

林篤志(合同会社paramita / 土佐山アカデミー 愛知県生まれ)
2009年に「自由大学」、2011年に高知県土佐山地域に「土佐山アカデミー」を創業。2014年、過疎地特化型・起業家養成プログラム「EDGE CAMP」を立ち上げ、2015年2月には、東北の復興現場に学び、地方への多様な関わり方を生み出すメンバーシップコミュニティ「東北オープンアカデミー」を開始。学びの場づくり、地方に人が巡る仕組みづくりを軸に、地域や自治体プロデュース、企業ブランディングなど多岐に渡って活動中。NPO法人土佐山アカデミー Co-Founder理事。