【撮っておき!日本】オホーツクの流氷 北海道紋別市、網走市、斜里町

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【撮っておき!日本】オホーツクの流氷 北海道紋別市、網走市、斜里町

北海道の冬の使者・流氷を求めて、オホーツク海に向かった。
 紋別市の沿岸から流氷が初めて見える「流氷初日」が1月27日。それから1週間後の2月4日、流氷観測情報を頼りに紋別、網走、斜里とオホーツク海沿岸に近づく流氷を求めてレンタカーを走らせた。
 網走市から斜里町・ウトロへと向かい国道244号を行く。道中、日本の滝百選のひとつ「オシンコシンの滝」の立ち寄った。落差50メートルの半分近くが凍り付き、展望台からはオホーツク海が一望できる。さらに東に進みトンネルを抜けると、目の前に流氷が現れ、オオワシやオジロワシが氷上を優雅に舞っていた。
 翌朝、ウトロ港に足を運ぶと、知床連山の麓に真っ白な流氷が広がっていた。流氷は潮の流れや風の影響で一日ごとに、その表情を変える。
 次の日、紋別に流氷がたどり着いたと情報が入る。紋別港から流氷砕氷船「ガリンコ号2」に乗込み、約6キロ先の流氷帯にたどりついた。
 ハスの葉のように広がる無数の流氷が夕日を浴びる。板状に凍りついた海面が、うねりで割れ、ぶつかり合うことで、流氷の周囲が盛り上がり〝氷の縁取り〟ができる。
 最終日、流氷はまた岸から離れていた。次に出会うとき、どのような姿を見せてくれるか楽しみだ。 (山田哲司撮影)